統合失調症にはなぜクズが多いのか
- 2019.09.12
- 統合失調症

私は統合失調症である。
同病の知り合いやデイケアなどで出会った人を見ると、統合失調症の患者というのは本当にクズが多い。ここで自分のことを棚に上げるつもりはない。自分もまぎれもなくクズである。さまざまなタイプの統失クズがいるが、この記事では一つずつ見ていこうと思う。
自分がクズである理由
自分がクズである理由は簡単だ。
自分は怠け者なのだ。
生活保護や障害年金をもらっている同病の患者を横目で見て、うらやましく思ってしまうほどクズである。
仕事をしているとかしていないとかは関係ない。
性格的にクズなのだ。
そしてもう一つは、金のことばかり考えている点もクズである。何をするにしても金のことを考えてしまう。金に対しては誠実でありたいが、ただの金の亡者になりつつあると自覚している。
何もかも仕事が精神的にキツイのがいけないと言い訳しておこう。金を貯めて一秒でも早く仕事を辞めたいのだ。
こんな記事を書いてしまうあたりもクズだと言われるかもしれないが、極めて客観的に事実を基にして記事を書いているのでそんなことはないはずである。
怠け者の統失患者
他の統失患者を見ていこう。
一番多いのは私と同類の怠け者だ。
陰性症状が酷い時は仕方ないが、それ以外の時も何でもかんでも病気のせいにするのが特徴だ。
統失患者でも作業所に毎日休まず通うような人は尊敬できる。
しかし、患者のなかには、「今日は調子が悪いから作業所を休む」と言って、家でゲームなどで遊ぶ人も少なからずいる。
気分が乗らないから作業所に行かないまである。
一般の会社では論外なレベルだ。
何も知らない一般の人は、すべての統失患者に「病気で大変ですね。」などと思わない方が良い。病気持ちでも、よく人を見て判断することだ。同じ統失患者でもクズなパターンとそうでないパターンがあるからだ。ちなみに何度も言うが、私は怠け者のクズの部類だ。
精神が幼過ぎる統失患者
統失患者は若く見られると言われる。
外見もそうだが、主たる要因はその内面なのだ。
「まるで成長していない」のだ。
私の知り合いに統失患者がいる。
その人に私の仕事を聞かれたので、私の仕事のことを話してあげた。
その返事は、
「それって肉体労働でしょ。僕は嫌だなぁ」
これが40代無職の統失患者のセリフである。
何故こうなってしまうかと言うと、統失患者は社会から隔離されているからだ。デイケアなどが最たる例だ。デイケアに行って、自分の好きなプログラムを楽しむ。表面上は社会生活を営んでいるようにみえるが、実際の社会はもっと厳しい。好きなことをしてお金が貰える人などほぼ皆無なのだ。
社会にもまれていないから余計精神が幼くなるのだ。
私もこんな記事を書いてしまうあたり精神が幼いのだろう。
詐病のクズ
精神科医は万能ではない。
患者を診察したって何も分からないのである。
世の中には、生活保護や障害年金をもらうために、医者の前で病気を演出しているクズがいる。演技が下手なら医者は見抜くが、精神科医の前で変な妄想を垂れ流しておけば、「統合失調症」と診断される可能性が極めて高い。
統合失調症は一般に重い病気とされるので、一度この病名で診断されれば、生活保護や障害年金は貰い放題なのである。
この手のクズが一番厄介かもしれない。
他の種類は、ある意味病気のせいでクズっているとも言えなくもない。
私も若いころはもっとクズだった。たまたま働ける職場に勤められて、そこで社会のイロハを学んで、少し大人になったのだ。病気のせいで社会に出られないような人やドクターストップがかかるような人は仕方のない部分もある。
私は社会に出て、社会の厳しさを知って歪んでしまった部分もある。
統合失調症はクズだからと社会が隔離すればするほど、クズ度が成熟してしまい逆効果なのだ。
まずは社会が統失患者をクズの可能性が高いと分かっていても受け入れなくてはならないと思う。
統合失調症です!と言っただけで、面接もせずにお祈りするのは辞めて欲しいものだ。
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